ホラー

ホラーマニア度調査

怖いのが苦手なので、ホラーマニアではない自覚は十二分にありましたが、いちおう挑んでみた。ホラーマニア度調査 http://sf.lovelove.jp/horror/mania.cgi 既読は100作品中 12 作品です(平均は 20.18 作品)。 既読率 12.00 %でした。 445 人中 227 位で…

『闇狩り師 黄石公の犬』夢枕獏 著 トクマ・ノベルズ

帰ってきた九十九乱蔵!! まさか21年も待たされるとは思わなかったよ(笑)。 でも、乱蔵が帰ってきてくれただけでも満足。 ほら、獏さんの主人公で帰ってきてくれない(これない)人もいっぱいいるから。 ほぼ長篇の表題作と短篇「媼」を収録。 表題作は、…

『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』 監督 ギレルモ・デル・トロ

よかった、面白かった。 という訳で、映画版『ヘルボーイ』の第2弾です。 1作目を観ずに(原作も読まずに)観ても問題なく楽しめる作りになっています。 超古代、エルフと人間との間の大戦争において絶大な力を発揮した軍団ゴールデン・アーミー。 休戦条約…

ダン・シモンズのベスト3

最近バスで座れなかった(本が読めない)ので、考えていたネタ。既読 ・『カーリーの歌』 ・『殺戮のチェスゲーム』 ・『愛死』 ・『ハイペリオン』 ・『ハイペリオンの没落』 ・『エンディミオン』 ・『エンディミオンの覚醒』 ・『夜の子供たち』 ・『うつ…

『今日の早川さん2』COCO 作 早川書房

いい意味でだんだん普通(じゃないけどさ)の漫画に、なってきているような気がする。 今回は全員に見せ場があるから、それぞれのファンも大満足だと思う。 ああ、カンコかわいいよカンコ。 巻頭と巻末のエピソードが相乗効果でよい味わい。 危うく泣くとこ…

『残虐行為記録保管所』チャールズ・ストロス 著 金子浩 訳 海外SFノヴェルズ

アラン・チューリングの天才的頭脳が生み出した定理によって、他の宇宙へ繋がる道が出来てしまった世界。 数学とコンピュータで魔術を駆使するパラレル現代のイギリスには、対魔術的災害特務機関があった。 主人公ボブ・ハワードはのシステム管理者のはずだ…

前の3冊読んでいませんが・・・。

ウォーハンマーノベル シルバーネイル (HJ文庫G ジ 1-1-4)作者: ジャック・ヨーヴィル,クリステル・スヴェーン,崎浜かおる,藤沢涼,小林尚海出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2008/02/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブログ (…

早川の新刊で購入予定のもの。

残虐行為記録保管所 (海外SFノヴェルズ)作者: チャールズ・ストロス,小阪淳,金子浩出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/12/14メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 64回この商品を含むブログ (49件) を見る銀河北極 (ハヤカワ文庫 SF レ 4-4 レヴェレーシ…

買う気になってきた。

アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV)作者: リチャード・マシスン,尾之上浩司出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/11/08メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 152回この商品を含むブログ (107件) を見る新訳と聞いたたらなぜか欲しくなった(旧版を持っ…

創元の新刊

遺跡の声 (創元SF文庫)作者: 堀晃出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/09/22メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (35件) を見る千の脚を持つ男―怪物ホラー傑作選 (創元推理文庫)作者: 中村融出版社/メーカー: 東京創元社発売日…

『今日の早川さん』COCO 作 早川書房

やっと読めました。 だって発売日に届かないんだもん。 仕事も急がしかったし・・・。とよく判らない言い訳をしたところで、感想。 何か幸せすぎて言葉がない。 COCOさんのブログ(http://horror.g.hatena.ne.jp/COCO/)自体の読者でありますので、以前から『今…

買うべし。

今日の早川さん作者: coco出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/09/07メディア: コミック購入: 8人 クリック: 264回この商品を含むブログ (371件) を見る黙って買うべし。

待ってました!

「悪漢と密偵」さま(id:BaddieBeagle:20070823)のところで、すでに予約できるようになっていたことを知りました。 ジャック・ヨーヴィル=キム・ニューマンの『ドラッケンフェルズ』復刊&未訳のジュヌヴィエーヴ物2冊が一挙に出ます。 嬉しすぎてたまりま…

『マジック・フォー・ビギナーズ』ケリー・リンク 著 柴田元幸 訳 早川書房

あの傑作短篇集『スペシャリストの帽子』のケリー・リンクの新刊ですよ〜。 という訳でものすごく期待して読んだわけです。 ピンと来るもの来ないもの。 オチについていけるものついていけないもの。 どれがオチかわからないもの。 それでも1冊読み終わって…

東京創元社のメールマガジンより

ま、まさか!! 【単行本】 ◇『女王国の城』 有栖川有栖著(創元クライム・クラブ) 『双頭の悪魔』に続く、待望の江神シリーズ最新刊。書き下ろし! 実は出ないのではないかと半分本気で思っていたよ。 やった〜。 ◇『怪物ホラー傑作選 千の脚を持つ男』(…

『黒い海岸の女王』新訂版コナン全集1 ロバート・E・ハワード 著 宇野利泰・中村融 訳 創元推理文庫

(創元推理文庫)" title="黒い海岸の女王 (創元推理文庫)" class="asin"> 収録作はどれも楽しいが、個人的には「氷神の娘」や「石棺のなかの神」のような単純なんだけどコナンのぶっ飛び具合が出ている作品が好きだ。 コナンの魅力は、肉体的に優れているのは…

『斬魔大聖デモンベイン 軍神強襲』古橋秀之 著 角川スニーカー文庫

古橋版デモンベインの2作目。 今回は、火星人襲来です。 三脚の戦闘マシーンもバッチリ登場。 魔術と科学と蒸気と機械の素敵な融合がここにある。 後半は、イーガン『ディアスポラ』への挑戦と思われるスケール競争をやってくれてます。 このやりすぎ感こそ…

『殺人鬼』 綾辻行人 新潮文庫

殺人鬼 (新潮文庫)作者: 綾辻行人出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1996/01/30メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 122回この商品を含むブログ (58件) を見るしかし直球なタイトルだ。 えー、解説もあとがきも一切読まずにすぐ本文へGO。 夢枕獏『餓狼伝』ば…

このタイトルなら買うでしょ。

ヘルファイア・クラブ上 (創元推理文庫)作者: ピーター・ストラウブ,近藤麻里子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/08/24メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見るヘルファイア・クラブ下 (創元推理文庫)作者: ピーター・ストラ…

今年もやってきました。

第5回 名無しは無慈悲な夜の女王大賞 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1137249434/l50投票期間は1/15〜2/15です。 さて、その間にどれだけ読めるかな。

[小説]『ヴァンパイヤー戦争』5巻 笠井潔 著 講談社文庫

物凄くネタが詰まっているはずなのに…。 セリフで説明しすぎかも。 しかし、九鬼君が活躍してくれませんね。 主役じゃないの?

『奇術師』クリストファー・プリースト 著 古沢嘉通 訳 ハヤカワ文庫FT

うわー、変なこと考えるな〜。 いや、メイン・アイディアもさることながら、それをこの構成で見せたことの方が凄いかも。 現代の新聞記者の若者が、自分の祖先とその宿敵の奇術師二人の手記をたどる、って話がメインストーリー。 その二人の生きている19世紀…

『不思議のひと触れ』シオドア・スタージョン 著 大森望 編 河出書房新社 奇想コレクション

奇想コレクション>第二弾(って買ったのいつだよ)。 第一弾のダン・シモンズ『夜更けのエントロピー』も良かったが、この『不思議のひと触れ』も素晴らしい。 この短篇集、プロット的にはある意味平凡な作品が多いのだが、何でこんなの思いつくの、って感じ…

『蹴りたい田中』田中啓文 著 ハヤカワ文庫JA

ア、アホだ。 真剣にアホだ。 実に素晴らしい。 しかし、ギャグのこの密度はなんなんでしょうか。 しかも、(多少は変でも)ストーリーは通常のジャンル・フィクションのパターンどおり進むので、脱力しちゃうようなギャグが生きてきます。 高水準の短篇集で…

投票開始

第4回 SF/FT/HR@2ch板大賞 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1105694607/l50 そんな訳で、2004年の読み残しを先に読みます。

『ヴァンパイヤー戦争 4巻 魔獣ドゥゴンの跳梁』笠井潔 著 講談社文庫

今回は伝奇色やSF色が少なめ。 そのかわりアクション多めで。 新型拳銃も手に入れるし。 九鬼の殺人マシーンぶりが発揮される。 しかし、前巻との繋がりがなんか変。

『ヴァンパイヤー戦争 3巻 妖僧スペシネフの陰謀』笠井潔 著 講談社文庫

ここから未読ゾーンに突入です。 序盤は日本伝奇の王道。 スサノオやヤマトタケルの伝承のこの作品流解釈が面白い。 ただ、それに関連して九鬼くんの出生にまつわる話が出てくるが、そっちと絡ませない方が好みだな。 伝奇物に関係ないキャラの方が九鬼っぽ…

『ゴシックハート』高原英理 著 講談社

ゴシックの精神を「人外」「様式美」「身体」「猟奇」「廃墟と終末」などのモチーフごとに、軽快に、だが真摯に綴った一冊。 興味のあるモチーフもあるけれど、自分がゴシック者ではないことを改めて痛感。 でも、たのしい読書が出来ました。

『斬魔大聖デモンベイン 機神胎動』 古橋秀之 著 スニーカー文庫

古橋の新作は意外な方面から(内容的には意外ではないような気もするけど)。 人気ゲームの外伝ってことですが、ゲームの方はやってないので単品としての感想を。 あとがきにもあるとおり「巨大ロボット」+「クトゥルー」+「19世紀」。 こういうジャンルミッ…

『ザ・スタンド』Ⅰ スティーヴン・キング 著 深町眞理子 訳  文春文庫

やっと読み終わった。まだ1巻目だけど…。 1巻が出てすぐ買って読み始めたのだが、すで5巻まで出終わっている。 まあ、長さが判っている方が安心して読めるからいいか〜。実はキングは『呪われた町』しか読んでいない。*1 設定が面白そうだったから。 吸血鬼…