『斬魔大聖デモンベイン 機神胎動』 古橋秀之 著 スニーカー文庫

斬魔大聖デモンベイン―機神胎動 (角川スニーカー文庫)
古橋の新作は意外な方面から(内容的には意外ではないような気もするけど)。
人気ゲームの外伝ってことですが、ゲームの方はやってないので単品としての感想を。
あとがきにもあるとおり「巨大ロボット」+「クトゥルー」+「19世紀」。
こういうジャンルミックスは大好きなので楽しんで読みました。
ただ、あいかわらずソツがなさすぎるのが物足りない、っと贅沢な感想を持っちゃいますね。
もっともっと暴走して欲しい。


魔術師アズラッドと魔導書アル・アジフ(美少女形態あり)の関係は、ゼラズニイ『ロードマークス』のレッドと『悪の華』をちょっと思わせます。