『星界の戦旗? 宿命の調べ』 森岡浩之 著 ハヤカワ文庫JA

星界の戦旗V: 宿命の調べ (ハヤカワ文庫JA)



最新刊が5年ぶりにでるというので大慌てで積んでいた(←おいっ!)当時の最新刊(このときで前巻から9年ぶり)を読む。
……、うん、『戦旗』でそれまでにあったことをほとんで忘れている。
そしてルビがいっぱいで読みにくい(というか自分がどういう風にこのルビと付き合ってきたか思い出せない)。
でも読み進めていくうちに、徐々に読み方を思いだしてきた。
わたしの場合は、本文の方を読んでルビは視界に入れる程度にして、同じ単語が再度出たときはルビを方で読む、という感じで読みました。
このシリーズだとそれが自分に合う。
で、内容なのですが、最新刊が既にでちゃっているのでネタバレ気にせずにいきます。
圧倒的にアーヴがやられます。
でも感傷や情緒とは無縁の(と人間には思える)アーヴがどう敗れていく戦いをするのか。
そこが読みどころです。
悲壮感とはまた違った何かがでていた気がします。
そして一線から退いていたアーヴの皇族たち(長寿で普通に元気)が続々と参戦するところは、宮崎アニメ的楽しさもあったり(でもアーヴなので見かけは若いまま)。

よし、これで次の『星界の戦旗』第二部に向かえるぞ!