2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『都市と星〔新訳版〕』アーサー・C・クラーク 著 酒井昭伸 訳 ハヤカワ文庫SF

クラーク作品の中で最も復刊して欲しかった作品が、酒井昭伸訳というありがたい形で読めるようになる幸せ。 それを噛みしめつつ読みました。 やっぱり傑作。 旧版は(SF読み始めの頃)中学校の図書館から借りて読んだ思い出の1冊。 大変感動して、美術の授業…

帰省時だけ更新している。

別に狙った訳ではないのだけど。

『後藤さんのこと』 円城塔 著 <想像力の文学>早川書房

短篇6篇(+α)の短篇集。 表題作の4色カラーにちゃんと意味があるのに驚きました。 というか、何という無駄なようで価値のある手間。 その表題作も好きですけど(あと+αも)、「考速」のカッコいいスピード感と「墓標天球」の美しい悲しさも大好きです。

こっち(新潟)の方が、

長野より寒いような気がする今日この頃。

これは買わざるをえませんね。

二十世紀から出てきたところだけれども、なんだか似たような気分作者: 鏡明出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2010/03/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 411回この商品を含むブログ (9件) を見るまだでることが信じられません(笑)…

『歌の翼に』トマス・M・ディッシュ 著 友枝康子 訳 国書刊行会

うわー、これは凄い。 グッと引き込まれました。 傑作。 物語、登場人物、文章。 どれをとっても完璧。そしてそれらの見事な融合。 特に主人公ダニエルの、良い点と悪い点を併せ持った立体的な造形に恐れ入りました。 タイトルのとおり“歌”をテーマ(のひと…

帰省中。

飲み会で久しぶりにあった人あり。 ちょっと嬉しい。