2006-01-01から1年間の記事一覧

『平家伝説』半村良 著 ハルキ文庫

実は日常から物語が始まる所謂中間小説誌的SFってあまり好きじゃない。 いや、好きじゃないというより興味がない。 短篇ではそういうのも好きなんだけど、長篇では最初からSFSFしてる方が好き。 よって今まで読んでなかった半村良の伝説シリーズ。 それでも…

『すくらっぷ・ブック』4巻 小山田いく 作 ブッキング

復刊版『すくらっぷ・ブック』もこれにて完結。 いよいよ高校受験・中学校卒業へ向けて一直線です。 ただ、あまりにもその別れに向けてエピソードを絞りすぎた感じがして、前巻までほどは楽しめなかったのも事実。 それでもきっちり完結させたのはお見事です…

終わり良ければ…

ということは、風邪ですごーく具合が悪いわたしの今年は「全て駄目」ってことか〜。 そうか…。 いかん、また鼻水が出てきた。しかし、さすがに今日は早く寝る訳にはいかない。 何とか頑張って『Dynamite!!』は観るぞ。 追記:頑張って観るほどではなかった。…

先月と状況変わらず。

ネオ・アズマニア 3 ぱるぷちゃんの大冒険 (ハヤカワコミック文庫 ア 4-11)作者: 吾妻ひでお出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/01/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (12件) を見る剣嵐の大地 3 (氷と炎の歌 3)作者: ジョー…

『SFマガジン2月号』早川書房

S-Fマガジン 2007年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/12/25メディア: 雑誌この商品を含むブログ (8件) を見る時間がないから7分ほどしか読んでないけど、気になった記事。 編集後記によるとは07年再開。ケリー・リンクやクリストファー…

やっと終わった。

仕事納めをして(本当は全然納まってないけど)吹きすさぶ風の中を鼻をたらしながら帰宅。 みっちり休むぞ〜。 そして1月4日は、会社に入って初めて第一業務日なのに休みます。 いいよね、一度くらい。

『豹頭の仮面』グイン・サーガ1巻 栗本薫 著 ハヤカワ文庫JA

100巻を読み終えたら次は1巻を読もうと思っていたので、買いなおしていたんですよ。 100巻を読み終えたのは去年の4月だけど…。 まあ、いいや。 とにかくちょー久しぶりに『豹頭の仮面』を読んでみた。 あれ? 軽い。 サクサク読める。 辺境篇と呼ばれていた1…

だいぶ溜まっちゃってる。

スクレイリングの樹―永遠の戦士エルリック〈6〉 (ハヤカワ文庫SF)作者: マイクルムアコック,Michael Moorcock,井辻朱美出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/01/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (44件) を見るエルリック、…

早く来い来い、ひなまつり

いや、ひなまつりが目的じゃなくて…。 待ちに待ってたこれが決まったみたい。 http://www.junkudo.co.jp/ジュンク堂書店新潟店が3月3日オープン!! カレンダーを見ると土曜日だ。 開店前から並んでしまいそうです。

『美亜ヘ贈る真珠 梶尾真治短篇傑作選』梶尾真治 著 ハヤカワ文庫JA

根がひねくれ者のわたしは、表題作よりも「時尼に関する覚え書」のロマンチックな時間恋愛物のくせに過剰が凝り具合が好き。 全体を構図がパーっと頭に拡がる感じがいいんです。 あとは「玲子の箱宇宙」の静かな恐さが良いアクセントになってると思いました。…

あ、あたらしい…

改装なった我らが関屋駅に行ってみた。 おお〜、何かかっこいいぞー。 広々としてるし、これで電車を待つのも辛くないぜ。

『MOMENT』本多孝好 著 集英社文庫

病院で清掃のアルバイトをする「僕」は、死期の近い患者の願いを一つだけ叶える。 そんな4篇の連作集。 あいかわらず気の利いた会話とひねりのあるストーリー。 うまいです。 ただ、主人公の「僕」は一人称の語り口が大人びて格好良いわりには、意外と子ども…

ぶり返し

治ったと思ったんだけど、何だかのどが痛いや。 ちくしょー(泣)。

『月光とアムネジア』牧野修 著 ハヤカワ文庫JA

一気読みのノンストップ幻想狂気アクション。 独自の言語感覚で描きだされた、現実にはみ出してきた悪夢の中で戦うサイコダイバーという感じ。 いやーな気分に浸れます。もちろんいい意味で。

『げんしけん 限定版』9巻 木尾士目 作 アフタヌーンKC

いや、普通に今回も面白い。 でも、これで終り。 何か途中っぽくない? まあ、これも味だ。 おまけの同人誌は、…これも普通に面白いんだけど。 俺的には安永航一郎がツボだな。 笹原×象って…。

準備悪し

そういえばもう年末だ。 掃除もしてないし、もちろん年賀状もまだだ。 全然年末感のないわたし。

『NHKにようこそ!』 滝本竜彦 著 角川文庫

よかった、終わってみれば楽しめたよ。 本来は長篇のネタではないと思うし、構成も緩すぎると感じて中盤はちょっと辛かったが、後半の畳み掛けにはグッと引き込まれた。 もしディックが日本人で、ジャンルSFでない小説を書くとこんな感じになるのかも。

やっと出るのか〜。

おおきく振りかぶって(7) (アフタヌーンKC)作者: ひぐちアサ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/01/23メディア: コミック購入: 4人 クリック: 36回この商品を含むブログ (259件) を見る『おおきく振りかぶって』7巻ようやく登場。

何をすき好んで…。

クリスマス・イヴとイヴイヴの東京の繁華街を歩きますか>俺 精神力強化の修行か。 いや、ダメージを負っただけだし。

『格闘的日常生活』 夢枕獏 著 講談社

獏さんは変わらないな〜。 趣味が増えていってるくらいかな、多少の変化としては。 総合格闘技の具体的な試合に言及しているところは、それらの試合から時間が経った今の視線で見ると楽しい(獏さん自身の意見も変わっていると思うけど)。 特に当時のボブ・…

不満という訳ではないが…。

ニール・ゲイマン『アナンシの血脈』上・下が届いた。 お、いい装丁。 で、軽く中を見る。 …字がでかい。 一段組でこの字の大きさか…。 まあ、読みやすそうではあるな。 “American Gods”の邦訳はずーと前から予定されているとおりだけど、いつ出るのかまだ具…

GS美神 極楽大作戦!!』11、12巻 椎名高志 作 少年サンデーコミックス ワイド版

この頃になると1話完結はなくなり、4話以上かかるボリュームのある話ばかりになって来ました。 中でも前巻より続いている「スリーピング・ビューティ!!」は最終回でもおかしくないくらいの盛り上がりと感動で終結。 ちゃんと第1話とリンクしているのがお見…

『レフト・アローン』藤崎慎吾 著 ハヤカワ文庫JA

5篇の中短篇を集めた作品集。 個人的にはいかにも力作の表題作より、少し軽めの作品の方が好きだな。 という訳で「猫の天使」のミステリーセンスも捨てがたいが、ベストにはポスト・ヒューマンな寓話「コスモノーティス」を選ぶ。 やっぱり、少年(それが人…

遅れているのは俺が原因

昨日無事にアマゾンから『ひとりっ子』と『アイアン・サンライズ』が到着。 しかし、読みかけの本が終わっていないため、まだ『ひとりっ子』に着手できません。 土曜日くらいからかな〜。

そんな創元でビックリ

東京創元社のメールマガジンにあった。 創元SF文庫2月刊で、田中芳樹『銀河英雄伝説』と堀晃『バビロニア・ウェーブ』刊行予定とのこと。 『銀英伝』が創元から出るという話はどこかで読んだいたような気がするが、『バビロニア・ウェーブ』の刊行は嬉しい驚…

創元の1月

杖の秘密 ルーンの杖秘録4 (創元推理文庫)作者: マイケル・ムアコック,深町眞理子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/01/11メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (17件) を見るルーンの杖秘録>4部作の完結篇。鉄の神経お許しを 他全短編…

今月はニール・ゲイマン月間

アナンシの血脈〈上〉作者: ニールゲイマン,Neil Gaiman,金原瑞人出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/12メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (23件) を見るアナンシの血脈〈下〉作者: ニールゲイマン,Neil Gaiman,金原瑞人出版社/メー…

今だ到着せず

イーガン『ひとりっ子』をアマゾンに予約したのに、届かないよ〜、と思いながら書店で現物を見かけて手を伸ばしかけてぐっと堪えて我慢して、家に帰ってきたらアマゾンから発送遅れますメールが着てたよ。 買っておけば良かったかしら。 まあ、今の読みかけ…

『子どもの王様』 殊能将之 著 講談社

子どもの頃に読んだ物語の感触がある。 タイトルも作者も思い出せないけれど、殺人事件を部屋の窓から目撃してしまった少年の話、を読んだことを思い出した。 その少年が抱いた恐怖心に、同じく少年だったわたしは激しく共感して、それ以来窓から外を見ない…

しまった。

新・餓狼伝〈巻ノ1〉秘伝菊式編 (FUTABA NOVELS)作者: 夢枕獏出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2006/12メディア: 新書購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (28件) を見るずーと前に読んだ『餓狼伝』13巻の続きは、これを読めばいいのかな? これも…