2005-01-17 『不思議のひと触れ』シオドア・スタージョン 著 大森望 編 河出書房新社 奇想コレクション SF ファンタジー ホラー 小説 <奇想コレクション>第二弾(って買ったのいつだよ)。 第一弾のダン・シモンズ『夜更けのエントロピー』も良かったが、この『不思議のひと触れ』も素晴らしい。 この短篇集、プロット的にはある意味平凡な作品が多いのだが、何でこんなの思いつくの、って感じのキャラクター、語り口、ストーリー展開で、みるみる不思議な作品に仕上げられている作品多数。 もし同じ作者の『海を失った男』をお読みでなければ、こちらもお薦めです。