『ザ・スタンド』Ⅰ スティーヴン・キング 著 深町眞理子 訳  文春文庫

ザ・スタンド 1 (文春文庫)

やっと読み終わった。まだ1巻目だけど…。
1巻が出てすぐ買って読み始めたのだが、すで5巻まで出終わっている。
まあ、長さが判っている方が安心して読めるからいいか〜。

実はキングは『呪われた町』しか読んでいない。*1
設定が面白そうだったから。
吸血鬼物が好きなんですよ、わたし。
しかし、他のキングの長篇にはまったくそそられなかった。
興味のある話がなかったし。*2
確かに読めば面白いだろうあの筆力ならば。
でも、あらすじを読んでも興味を惹かれない。
それで、今までキングを読んでこなかった訳ですが、さすがに帯に「最高傑作」と書いてあるとちょっと気になるので読み始めました。
あの筆力の最高傑作ってどんなんだろう、って。

多数の(本当に)魅力的なキャラクターをきっちり書いて、それが裏表紙のあらすじに書いているような状況にどんどんなっていく。
うーん、1巻ではまだ話が面白いと言える展開にはなっていないけど、読ませるパワーは凄いものがある。


それでは長い旅につき合います(2巻は何時読めるのやら)。

*1:長篇は。短篇は幾つか読んだ

*2:『IT』は気になったけど