格闘技

『1984年のUWF』柳澤健 著 文藝春秋

もうなんというか序章の少年中井祐樹が溜まらない。 小学生でプロレスを馬鹿にする同級生に口で負けたことがなく、中学生で第一次UWFに後れを取るまいと学校でプロレス団体を立ち上げる。 かっこよすぎるだろう。その後、カール・ゴッチ、佐山聡、藤原喜明、…

『獅子の門』鬼神編 夢枕獏 著 カッパ・ノベルス

『獅子の門』、ここに完結。 ……本当に終わってた! 最初に読んだの大学生のころですよ。 長い時間をかけて全9巻。 当初の若者群像とかけ離れた雰囲気になりましたが、風のような男・羽柴彦六がいる限りそれは『獅子の門』です。 久我重明まさかの大躍進(板…

出たようです。

東天の獅子〈第1巻〉天の巻・嘉納流柔術作者: 夢枕獏出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/10メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 102回この商品を含むブログ (28件) を見る東天の獅子〈第2巻〉天の巻・嘉納流柔術作者: 夢枕獏出版社/メーカー: 双葉社発売…

『サイコロジカル・ボディ・ブルース 解凍』 菊地成孔 著 白夜ライブラリー

単行本を買おう買おうと思っているうちに文庫になってしまった。 ありがたく文庫で読んでみましたよ。 予想を遥かに上回る面白さ。 プロレス&格闘技への情熱、文章の格好良さ、豊富な知識、すごくバカバカしいノリ。 こんなプロレス&格闘技の本が読みたか…

 驚

気が向いたらのライトノベル週報 http://d.hatena.ne.jp/latio/20080913#p1 中でも注目は「会場先行発売」となる、古橋秀之『ソリッドファイター[完全版]』でしょうか。 な、なんだって! あっ、ご本人のところにもある。 フルハシ@blog http://pub.ne.…

『殺し 活字プロレスの哲人 井上義啓追悼本』エンターブレイン

今は無き週刊ファイトを最初に読んだのいつのころだったろうか・・・。 たしか父親が出張先の駅で買ったとかで、家に持ち帰ってきたのが最初だったはず。 時は第一次UWFの頃。 そのテレビ放送が無いUWFが生々しく紙面を飾っていて、観たことのない新しいプロレ…

「GONG格闘技」3月号

GONG (ゴング) 格闘技 2007年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 日本スポーツ出版社発売日: 2007/01/23メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見るいろいろと読み応えがありますが、まだ全部読んでないのでひとつだけ。 「ジョシュ・バー…

記憶のあやしい自分のための予定表

『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』監督 マイケル・チミノ WOWOW 12/7 04:30〜 『ノスタルジア』監督 アンドレイ・タルコフスキー NHK・BS2 12/9 01:10〜 『巨匠建築家 フランク・ロイド・ライト』 WOWOW 12/11 08:15〜 『未来警察』監督 マイケル・クライトン …

『kamipro 104号』エンターブレイン

まだ全部は読んでないので、簡単に。 なんといっても星野勘太郎インタビューが最高。 昭和新日本最強(というか最狂)。 と幻想膨らみまくって幸せな気分になれるけど、今の新日本どころか今のプロレスにもそういうものがうまく結びつかない現実にがっくりき…

『kamipro 102号』エンターブレイン

まず表紙のケンシロウなジョシュがアレだ。 本人はさぞ楽しかろう。 今回は無差別級GPとUFCの記事が多いかな。 リデル大好きなわたしとしては、リデルのインタビューは嬉しいぞ(いい人っぷりがしっかりと伝わってきます)。 でも何よりも昭和の新日ファンと…

『プロレス・格闘技 超“異人”伝』 洋泉社MOOK

なんといっても佐山聡と船木誠勝のインタビューがすごい。 それぞれ別のインタビュアーと話しているにも関わらず、二人の異色さが奇妙にリンクしている(コンピュータについてのコメントとか)。 この2人が新日本時代に一緒だったらどんな事になっていたの…

『誰もわたしを倒せない』伯方雪日 著 東京創元社◎ミステリ・フロンティア

プロレスファンで、格闘技も好きで、猪木を(かつて)尊敬していて、UWFについて今でも考えちゃう人には必読のミステリー。 創元らしく日常の謎系の連作短篇形式(時間経過がけっこうあるけど)で全体でも一つの話になっている。 ミステリーの定番のトリ…

忘れませんように、と。

「プロフェッショナル修斗」 2/18 19:00〜 J SPORTS3 「新日本プロレス 2.19両国国技館大会」 2/19 17:00〜 パーフェクトチョイス 「PRIDE.31」 2/26 16:00〜 パーフェクトチョイス

『地上最強への道 大山カラテもし戦わば』 大山倍達 著 ちくま文庫

『空手バカ一代』は99年に出た復刻版で全巻読んでいるけれど、リアルタイムで経験した世代ではないのでマス大山の熱狂的なファンにはなれなかった。 でも、名のみ知っていたこの本を今ようやく読めて、やっぱり大山倍達の残したものって大きいと痛感した。 …

「kamipro」93号 エンターブレイン

今回は興味ある記事が多すぎてなかなか読み終わらず。 菊地成孔×水道橋博士の対談は期待通りの出来。 DSEや「kamipro」編集部へも、ナイスつっこみしてます。 あと、2ちゃんの「シューターを流智美のように語ろう」スレが好きだった人必見の、ダニー・ホッジイ…

『餓狼伝』17巻 原作 夢枕獏 漫画 板垣恵介 イブニングKC

うう〜ん(苦)。やっぱり『バキ』より面白いな。 全日本空手道オープントーナメントと言う名の異種格闘技大会が進行していくだけのシンプルさ。 この1冊で3・5試合。 ある意味原作以上にシンプルです。 そこに板垣流のいい意味でのハレンチさが加わって傑作に…

『アグネス仮面』6巻 ヒラマツ・ミツル 作 ビッグ・コミックス

いいのかな〜。 空手界の超大物に対して、こういう風な解釈で。 面白いし、けして悪く扱ってる訳じゃないけど、『修羅の門』や『バキ』とは大違い。 プロレスファンの俺としては、(というか猪木信者としては)猪木はどう解釈しても問題ないと思ってるけど、…

『大江戸バーリトゥード』1巻 原作 福内鬼外 漫画 山根和俊 ジャンプ・コミックス デラックス

御式内を使うケンシロウ型ヒーローとそのマネージャーみたいになる平賀源内のコンビ(あ、杉田玄白も質問役でいた)が、江戸の町で格闘技大戦だ。 古武術を使う先行作品と一部かぶっているところもあるけど(『真島くん』『修羅の刻』)独特の面白さもありで…

 「紙のプロレスRADICAL」 発行元 ㈱ダブルクロス 発売元 ㈱ワニマガジン社

「RADICAL」最終号でーす(次号より発売元がエンターブレインになって、「kamipro」に誌名が変わる)。 なんといってもミルコの全権代理人今井賢一氏へのインタビューが凄い。 あの敗戦の夜の、ミルコの言葉が胸をうちます。 そのミルコに掛けた今井氏の言葉…

『バキ』26巻 板垣恵介 作 少年チャンピオン・コミックス

よしよし。 面白くなってきた。 一見常識に反するものでもある種の論理に基づいて説明して読者を納得させる、その力の強さが尋常じゃないのが『バキ』の、『グラップラー刃牙』時代からの魅力だから…。

『レッスル・コロシアム ザ芸能界!最強の格闘王者グランプリMAX』 日本テレビ系

うわ、忘れてたので途中から見る。 やっぱり芸能人のガチ格闘技は面白い。 『リン魂』の柔道のやつとか良かったよなあー。 あと、プロレスファン的にはノアの秋山がワンマッチに出たのも見逃せない。 そこで、関係ないのに目立つ鈴木みのるが、タマリません…

週末メモ

・『WWE PPVスペシャル ロイヤルランブル05』2/19 19:00〜 パーフェクトチョイス ・『新日本プロレス 両国大会』2/20 15:00〜 パーフェクトチョイス ・『PRIDE.29』2/20 16:00〜 パーフェクトチョイス新日本とプライドが被るのだな…。 あっ!全日本見るの…

『PRIDE男祭り2004』 スカパー!PPV

地上波で21時までは見ていたので、それ以降の試合を見る(時間がないので試合以外は早送りで)。 ガードナーは手堅く来ましたね。地味だけど負けない感じ。吉田は大晦日と相性悪し。 ミルコ最高。まさにプライドのアンディ・フグって感じになって来ました(…

『K-1プレミアム2004 Dynamite!!』TBS系

『男祭り』(地上波)を途中まで見ていたのが、鑑賞気分に大きく影響。 なんて緊張感がないんだ『Dynamite!!』。 『男祭り』はCMの多さと中々試合にならないうらみはあったが、試合自体は緊張感と高級感に溢れていて大満足(まだ全試合は見てないけど)。 そ…

『紙のプロレスRADICAL No.82』ワニマガジン社

安生対ハイアンには全く興味が持てなかったけど、安生のインタビューは良かった。ちょっと目が潤みました。しかし、1ヶ月追い込んで練習したくらいで、勝てるものなのかは疑問です。 あとは武藤×ジミー鈴木対談 が最高。武藤の天然シュート発言は凄い。現役…

『プロフェッショナル修斗 12・14代々木大会』 J-SPORTS 3

やっと見れた。 菊地、川尻が勝って結果は大満足。 勝ち方も素晴らしい(特に川尻)。 でも、うーん、ちょっと物足りないといったら贅沢か。 それが単にシャオリンの寝技がもっと見たかっただけなのかは、自分でも良く判らない。 勝って欲しい選手が勝てばい…

修斗12.14代々木大会

ただ今録画中。 明日も見る暇ないな〜。

『バキ』24巻 板垣恵介 作 少年チャンピオン・コミックス

す、すごい。 範馬刃牙対郭春成。 びっくり。

『PRIDE.28』 スカパーPPV

とりあえずセミにだけでもコメント。 ジョシュとミルコの試合は非常に残念な結果に終わった。 期待していただけにがっくりきた。 でも、まあしょうがない、という気持ちもある。 アクシデントだし、格闘技だからそういうこともある。 ただ、ひとつ思ったこと…

『バキ』23巻 板垣恵介 少年チャンピオン・コミックス 『餓狼伝BOY』2巻 板垣恵介 講談社コミックス

(講談社コミックス)" title="餓狼伝BOY(2) (講談社コミックス)" class="asin"> まとめて購入、まとめて読了。 『バキ』の方は、何故いまバキが中国武術と戦う必要があるのかよく判らないまま、海王ファイトを読んできた訳ですが、ここでまた思い切った方向転…