『地上最強への道 大山カラテもし戦わば』 大山倍達 著 ちくま文庫

地上最強への道―大山カラテもし戦わば (ちくま文庫)
空手バカ一代』は99年に出た復刻版で全巻読んでいるけれど、リアルタイムで経験した世代ではないのでマス大山の熱狂的なファンにはなれなかった。
でも、名のみ知っていたこの本を今ようやく読めて、やっぱり大山倍達の残したものって大きいと痛感した。
もし彼がいなかったら、今日の格闘技界はまったく違った姿をしていただろう。
自分の数々の戦いとその戦いにおける理論を、時に自信満々に時に謙虚に語っている。
今の総合格闘技界の流れを予見したような記述もあって、面白いです