望んだ訳ではないが…、

会社の業務のために、書店で数冊、契約書作成の本や税金についての本を買うことにした。
通いなれた書店でも普段行かないコーナーに行くと、新鮮だ。
しかし、いろいろな本があるもんだ。
まあ、自分の仕事と関係がなければ、もっといろいろと勉強してみたくもあるんだけれど。
仕事関係では好奇心が働かないなあ。

『新世紀エヴァンゲリオン』10巻 漫画 貞本義行 原作 GAINAX 角川コミックス・エース

新世紀エヴァンゲリオン (10) (カドカワコミックスAエース)
えー、すっかりどこまで進んだか忘れてましたが、問題なく読めました。
アニメの方を覚えているのが役に立ったよ。
カヲルくんの心の動きがどう今後の展開に繋がって行くのか、ひじょーに気になります。

『がわかる本 ブレードランナーの未来世紀』 町山智浩 著 洋泉社

〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀 (映画秘宝コレクション)
大変面白く読み終えたあと、まず最初に思った事は「ここで取り上げられている映画が見たい」という事だった。
以前見たお気に入りの映画を再度じっくりと(『未来世紀ブラジル』や『ブレードランナー』)、見た方がいいかな〜と思っていたけどなかなか手をつけられない映画をこの機会に(『ビデオドローム』や『グレムリン2』)、いまいち興味がなかった映画に興味が湧いたので(『ブルーベルベット』)などなど。
個性的な映画監督達の物語として読むと、オリヴァー・ストーンが一番面白かった。
一番映画監督的ではないような気がするし、そこが興味深い。

『大宇宙の墓場』シリーズ1 アンドレ・ノートン 著 小隅黎 訳 ハヤカワ文庫SF

大宇宙の墓場 (ハヤカワ文庫 SF 56 太陽の女王号シリーズ 1)
この間の「早川書房創立60周年記念リバイバル・フェア」にて復刊になったものを、ようやく読了。
うわ、すごくいいよ。
面白い。
というか渋い。
主人公の若者が見習いとして乗り組む宇宙船<太陽の女王号>の乗組員たちが、いいんだ。
個性的で、プロフェッショナルで、見かけとは違う秘められた部分をそれぞれが持ち、バラバラのようで統率がとれている。
俺も彼らと(男しかいません、この船)一緒に宇宙を旅したい、と思わせてくれるスペオペの中のスペオペとしておすすめします。