現代アメリカに生きる世界各地から人々とともにやって来た神々。
その古き神々と現代文明の神々との争いに巻き込まれたシャドウという大男が主人公。
その魅力的な設定の上で、途中で挿入されるさまざまなエピソード、個性的なキャラクター、しっかり張られた伏線が盛り込まれた大作。
部分としては、凄いと思うところもいっぱいあったし、謎解きも結構しっかりしていたと思うけど、エピソードが効果的に積み重なっていないと思うし、あのオチには納得はするけど満足はしないなあ。
ということで手放しで傑作とはいえませんが、人には勧めてしまう出来ではあると思います。