2009-04-07 『おとり捜査官1 触覚』山田正紀 著 朝日文庫 ミステリー 小説 警視庁・科学捜査研究所のおとり捜査官(みなし公務員)が主人公。 旧題『女囮捜査官』の方がはっきりとそんな感じだけど、めちゃくちゃぶっ飛んだ作品を予感させると思います。 だが、しかし、山田正紀の手腕はその予感をあっさりと超えるシリアスさと鋭さを提示してくれます。 謎、論理性、サスペンス、そしてきちり盛り上がるドラマ作り。 満足のいく読書となりました。