『夜明けの剣』ルーンの杖秘録3 マイケル・ムアコック 著 深町眞理子 訳 創元推理文庫

夜明けの剣<ルーンの杖秘録3> (創元推理文庫)
新装版ホークムーンの第3巻。
ちなみに2巻を読んでからすでに2年半経過してます(泣)。
しかし、それだけの期間が開いていても、問題なく読めました。
いつもどおり、運命とルーンの杖と作者ムアコックに翻弄されてあっちこっちに行かされるホークムーン。
それは実際は悲惨で大変なことではあるけれど、他のエターナルチャンピオンたちと違ってシンプルな性格のホークムーンなので、スピーディーに楽しく読めてしまうのがこのシリーズの個性。
そしてまだ見ぬ地アジアコミュニスタからの使節2人組の正体は、見事。
さすがムアコック
そして伝説的な伏線忘れ>火薬
これもまたムアコックらしい。
(わたしが気がつかないところでちゃんと使っていたらごめんなさい)
でものちの『剣のなかの竜』でちゃんとリベンジしてるのが、さすがムアコック