山田正紀のベスト3

『神獣聖戦』上下をパラパラと見ながら、傑作の予感にどきどきしている。
でも実は旧版は読んでいなかったので、どんな話かはよく判っていない。
いや待てよ、SFアドベンチャー掲載時にちょっとは読んでいたような気もする。
そういえば、山田正紀作品をどれぐらい読んでいるのか自分でもよく判ってないな。
ということで、久しぶりにベスト3をやってみることにした。

既読は、

  • 『神狩り』
  • 弥勒戦争』
  • 『神狩り2 リッパー』
  • 『流氷民族』
  • 『超・博物誌』
  • 『少女と武者人形』
  • 『宝石泥棒』
  • 『螺旋の月』
  • 『妖鳥』
  • ツングース特命隊』
  • 『崑崙遊撃隊』
  • 『火神を盗め』
  • 『謀殺のチェス・ゲーム』
  • 『竜の眠る浜辺』
  • 『エイダ』
  • 『デッド・ソルジャーズライヴ』
  • 『機神兵団』全10巻
  • 『闇の太守』全4巻
  • 『仮面戦記』1〜3巻
  • 『エンジェル・エコー』
  • 『地球・精神分析記録』
  • 『チョウたちの時間』

こんな感じかな。
読んだかどうか思い出せない本もあったし、積読も10冊くらいある。
この量なんでもちろん記憶だけで書いているわけではなく色々と調べたけれど、まだまだ読みたい作品がたくさんあった。

ではベスト3は、
1.『竜の眠る浜辺』

竜の眠る浜辺 (ハルキ文庫)

竜の眠る浜辺 (ハルキ文庫)

2.『仮面戦記』1〜3巻

3.『謀殺のチェス・ゲーム』

謀殺のチェス・ゲーム (ハルキ文庫)

謀殺のチェス・ゲーム (ハルキ文庫)

うーん、ちょっと変なベストだな(笑)。
たぶん人によって全然違うベスト3になるような気がする>山田作品。
1位の『竜の眠る浜辺』は自分の好みでは全然ないタイプの話なのに、何故かすごく好きだ。
2位の『仮面戦記』は未完の傑作時代伝奇SF。主人公の名前が恋重荷丸(こいのおもにまる)ですよ!!
ヒロインのムヒカも山田作品の女性キャラでは1番好きです。
天野さんのイラストともバッチリ合ってたのに何で続きが出ないんだよ〜。
3位の『謀殺のチェス・ゲーム』は日本列島をチェス盤に見立てた頭脳対頭脳の戦い。これも文句なしの面白さ。

と書いてても、1番気になっている作品は未完の上に本にもなっていない『海父伝説』だったりします。
文明崩壊後の世界で神に挑む少年少女の物語だぜ。
燃えないわけがない。
続き書いてくださーい。

まあ夢は夢として、まずは『神獣聖戦』を読みましょう。