『調停者の鉤爪』新しい太陽の書2 ジーン・ウルフ 著 岡部宏之 訳 ハヤカワ文庫SF

調停者の鉤爪(新装版 新しい太陽の書2) (ハヤカワ文庫SF)
3読目の2巻です。
この巻に関しては、前回読んだときより判らなくなってしまった。
文章を味わい、キャラを愛で、描写を堪能することは前回読んだときよりもスムーズに出来たような気がするのに。
小説内物語と小説内劇が入っています。
なんという密度の濃さ。
でも今回1番印象が深かったのは、クーマイの巫女による魔法(かもしれないもの)。
それによって現れてきたマジックリアリズム的な風景。
素直に口がアングリとしました(3読目だけど)。