2008-06-25 『拷問者の影』新しい太陽の書1 ジーン・ウルフ 著 岡部宏之 訳 ハヤカワ文庫SF SF ファンタジー 小説 今回で『拷問者の影』を読むのも3回目。 やっぱり傑作です。 この間4巻を読み返した記憶がまだある内に1巻を読むことが出来て、本当に良かった。 1巻〜4巻の長さの中で、ここまでキッチリ伏線を張っている作品はそうはないと思う。 そして主要なキャラがほとんど1巻で登場しているのに驚いた。 その彼らのその後の運命を知ってから登場シーンを読むと、色々と感慨深いものがあります。 1ページ1ページをじっくり味わって読める素晴らしい本です。