『拷問者の影』新しい太陽の書1 ジーン・ウルフ 著 岡部宏之 訳 ハヤカワ文庫SF

拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)
今回で『拷問者の影』を読むのも3回目。
やっぱり傑作です。
この間4巻を読み返した記憶がまだある内に1巻を読むことが出来て、本当に良かった。
1巻〜4巻の長さの中で、ここまでキッチリ伏線を張っている作品はそうはないと思う。
そして主要なキャラがほとんど1巻で登場しているのに驚いた。
その彼らのその後の運命を知ってから登場シーンを読むと、色々と感慨深いものがあります。
1ページ1ページをじっくり味わって読める素晴らしい本です。