『スターダスト』 ニール・ゲイマン 著 金原瑞人・野沢佳織 訳 角川文庫

スターダスト (角川文庫)

スターダスト (角川文庫)

天才ゲイマンの肩の力の抜けた傑作。
よかった〜、映画の前に読み終わって。
という訳で、『サンドマン』以来のファンとしては(『アナンシの血脈』『グッド・オーメンズ』はまだ未読だけど)大満足の1冊でした。
主人公もヒロインも脇役も悪役もみんないい味出して、魅力的です。
本編は300ページ弱ですが、その短い枚数の中で省略を効果的に使いスケールが大きい感じを上手く出しています。
番外編とかいっぱい書けそうな雰囲気。
ヒロインがツンデレなのはゲイマンの嗅覚の確かさのおかげかな?