『誰もが表現できる時代のクリエイターたち』 小田切博 著 NTT出版

誰もが表現できる時代のクリエイターたち
お気に入りのライター・小田切博の文章が読みたくて、何かないかと探したらありましたよ、この本が。
03年5月発行とあるが、この本のこと全然知らなかった〜。
田切の切れ味バツグンかつ愛情溢れる文章で、ユニットや個人のクリエイター7組を、それぞれのクリエイター自らが語った言葉を織り込みつつ、クリエイターの自伝のようでもある批評になっています。
わたしと同世代のクリエイターも多く、いろいろと感じるものがありました。
おんなじことで、悩んでいるんだな、と。
田切の友人でもある原型師浅井真紀に関する記事には、二人の関係への羨ましさもあり、とても素敵なものを読んだ、と強く感じました。
大満足の1冊です。