『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』 金原瑞人 著 牧野出版

翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった
翻訳家であり、法政大学社会学部「金原瑞人・創作ゼミ」から3人のプロ作家を輩出している金原瑞人のエッセイ集。
恩師について、友人について、翻訳について、そして本について愛情溢れる筆致で綴っています。
けっこうきっぱりと意見を表明しても、さわやかで穏やかな感じがして気持ちよく読めました。
巻末に、ゼミの教え子だった秋山瑞人古橋秀之との鼎談があり、秋山×古橋ファンも見逃せません。
ブラックロッド』の創作秘話(大げさ)もあったりします。