『境界戦線』やまむらはじめ 作 サンデーGXコミックス

境界戦線―マージナル・バトルライン (サンデーGXコミックス)
いやー、久しぶりにやまむらはじめを読んだ。
『龍哭譚紀行』以来かしら。
相変らず手堅い。
本作は『バイオレンスジャック』+『パトレイバー2』のような設定。
封鎖された(旧)首都圏で内戦が繰り広げられる近未来日本を舞台に、1篇ごとに主人公が替わる連作短篇形式でいい話を紡いでいく。
しかし、このある意味ミーハーな設定から、ハートウォーミングな話をうまく作っていて脱帽。
おすすめ。