『ドクター・ブラッドマネー −博士の血の贖い−』フィリップ・K・ディック 著 佐藤龍雄 訳 創元SF文庫

ドクター・ブラッドマネー―博士の血の贖い― (創元SF文庫)
地味な方のディック。
でも怪作。
核戦争後のアメリカの地方生活がメインみたいだけど、何か変。
悪趣味なホラーマンガのよう。
でも、キャラの心情描写は時には感動的だったりする。
話の方向性も読者には予想がつきません。
そういうのを全部合わせて面白い作品になってます、ってところがディックなのです。