『魔界の刻印』 グイン・サーガ81巻 栗本薫 著 ハヤカワ文庫JA

 魔界の刻印―グイン・サーガ(81) (ハヤカワ文庫JA)
グインは、お互いの軍を率いてきたイシュトヴァーンとの小競合い(けっこういい勝負)を経て、遂にレムスと対面する。

という訳でグイン対魔界レムスです。
このレムスとヤンダル・ゾッグとの関係に栗本薫の個性が出てます。
操られている訳でもなく、洗脳されている訳でもなく、融合してしまった訳でもない。
この状況をレムスが選択してしまったことが、あの遥か以前の冒険の頃、内気だけど聡明な少年を好きだった者としては悲しいです。
いよいよ次巻は、グインはリンダと再会するはず(多分)。