『ケルベロス第五の首』ジーン・ウルフ 柳下毅一郎訳 国書刊行会

ケルベロス第五の首 (未来の文学)
ケルベロス第五の首」読了。
辺境の惑星の名士の息子の回想記。
そこで語られる美しくもおぞましい物語。
語り手の少年が出会う少女の美しさ。
奇妙な姿の人々。
漫画にするとしたら萩尾望都か。

いちおうこの話自体は終わるが、謎は解かれていない。


「『ある物語』ジョン・V・マーシュ作」「V・R・T」と読んでいくと、今まで読んだ部分の印象が変わるのかな。楽しみです。