2004-08-11 『ケルベロス第五の首』ジーン・ウルフ 柳下毅一郎訳 国書刊行会 メモ SF 小説 「ケルベロス第五の首」読了。 辺境の惑星の名士の息子の回想記。 そこで語られる美しくもおぞましい物語。 語り手の少年が出会う少女の美しさ。 奇妙な姿の人々。 漫画にするとしたら萩尾望都か。いちおうこの話自体は終わるが、謎は解かれていない。 「『ある物語』ジョン・V・マーシュ作」「V・R・T」と読んでいくと、今まで読んだ部分の印象が変わるのかな。楽しみです。