2004-05-26 『超・博物誌』山田正紀 SF 文庫になってすぐ買ったのに、積読してました。4年近くも。 引退した素人博物学者の老人が綴る、奇抜な生き物たちとのドラマを連作短篇形式で描いた作品。山田正紀独自の人生や、存在への想いがストレートに表現されていて、楽しめました。 なかでも「シエロス」が、老人の過去の悲恋をテーマに読ませます。