『ハツカネズミの時間』4巻 冬目景 作 アフタヌーンKC

ハツカネズミの時間(4) <完> (アフタヌーンKC)
完結です。
キッチリと、でも余韻を持たせて。


地味だし、青春暴走カタルシスはないけど、その地味さとカタルシスの無さが説得力に繋がってます。
管理(社会)学園物の定型からの意外な外し方と、体制側の人々の葛藤と人間ドラマの見事な描き方によって、味わいのある佳品になりました。
しかし、カラーの口絵が生々しくて良いなあ〜。