ガンダム00について

先ごろシーズン1が終了した訳ですが、何だかんだと文句をいい&ツッコミをしながら最終回まで1話も欠かさずに観た。
最後まで観たガンダムはZZ以来かも(WもVも1クール、Gでも2クールくらいしか観ていない)。



で、観てない人にはネタばれになってしまいますが、最後の最後に0ガンダムというあの世界のガンダムオリジンの素顔をみせてくれた訳ですが、その顔がまんまRX-78なことについてちょっと書いてみたい。


少年時代に『機動戦士ガンダム』という作品にふれて、もの凄い衝撃を味わった人はいっぱいいると思う。
ひょっとしたら少年イオリア・シュヘンベルグがその中にいるのかもしれないし、少年水島精二や少年黒田洋介もいるかもしれない。
少年たちは『ガンダム』を観ることによって、『戦争の悲惨さ』というものについて初めて考えたのかもしれない。
少年たちは『ガンダム』に観ることによって、『兵器のカッコよさ』に目覚めたのかもしれない。
結局『ガンダム』に出会ったことが、少年たちのその後の考え方を大きく変えていったのだろう。
まるで刹那が、0ガンダムに出会い、生き方を決定的に変えられたように……。
だからこそ、『ガンダム』によって考え方を変えられた少年たちは、今度は世界を『ガンダム』によって変えようとしたのだろうか。
ガンダムという兵器による戦争根絶という、いかにも『ガンダム』らしい矛盾を携えたまま。




とか思いついたけれど、もしも少年たちに衝撃を与えたのが『宇宙戦艦ヤマト』だった場合とかの方がネタとしては面白いかな?
ヤマトによる、白色彗星帝国・テレサ間の紛争への武力介入、ってそのままだな。
またはガルマン・ガミラス帝国とボラー連邦の紛争に対する武力介入とか。
というか『ヤマト2』や『ヤマト3』は真剣にそういう話だったと改めて気がついたよ。
逆に藤川桂介脚本による『ガンダム00』とかも夢想してみるエイプリルフールの夜。